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②サイクリング効果を高める

アイコス、プルームテック、グローについて、サイクリストの視点から調べてみた。

唐突ですが、あなたは喫煙していますか?

受動喫煙防止法が施行されて、病院や官公庁など公共性が高い建物や敷地内での喫煙ができなくなりましたね。これは受動喫煙の健康影響が意外と大きいことが関係しています。喫煙者の喫煙場所はますますなくなってきましたね。

この際禁煙にチャレンジしてみようと思っている方が多いかもしれませんね。

健康志向の高まりか、加熱たばこが流行っていますね。加熱たばこはタールを理論上は含んでいないのですが、火で加熱するか電気で加熱するかの違いだけですので、たばこの害がないとも言えないような気がしますよね!?

果たして紙巻きたばことの違いは、どんなところにあるのでしょうか?加熱たばこは安全なのでしょうか?

結論からいえば、加熱たばこも有害。しかし有害物質は低減している。

アイコスは有害で健康への悪影響があります。

しかし、紙巻きたばこと比べると、各種有害成分が低減されています。

(厚生労働省のHPより)

(A:アイコス B:グロー C:プルームテック)

こうしてみるとお気づきのように、「紙巻きたばこ」より少なめではあるがニコチンは紙巻きたばこと同じくらい含まれているものもあるといえます。

加熱式たばこの中ではニコチン濃度はアイコスが一番高い結果が出ています。その後グロー、プルームテックと続いています。

(参考:アイコスさん)

ニコチンの毒性

ニコチンの青酸に匹敵する毒性

ニコチンは、加熱たばこを含め、たばこの煙に含まれており、かつてゴキブリ駆除やねずみを駆除するための薬として使われていました。その毒性は、青酸に匹敵するほど強力です。禁煙補助パッチを付けたままたばこを吸うと、気持ち悪くなるのは、ニコチン濃度が高くなって引き起こされる中毒症状によるものです。

ニコチンの神経毒性・肉体的依存

また、ニコチンによる害で深刻なのが、脳に影響しているということです。タバコを吸うと、ニコチンは数秒で全身にまわり、脳内にある快楽を感じる場所へ作用します。これが何度も繰り返されると、本来ニコチンが無くても、普通に過ごせるはずなのに、ニコチンに依存した脳になるのです。

そして、血中のニコチン濃度が減ると、激しい離脱症状が起こり(=肉体的依存)、脳が私たちをイライラさせ、ニコチンを摂るように命令を出します。このようにしてニコチンに、作り替えられてしまった脳は、ニコチンが切れて集中できなくなっても、たばこを吸えば活性化する脳になっているのです。

ニコチンの強い血管収縮作用

ニコチンには強い血管収縮作用があるため毛細血管を収縮させ血圧を上昇させます。脳血流もかなり減少することがわかっています。

手足の血流も低下し急速に手足の表面温度も低下します。サイクリストなどのアスリートにも、血流低下作用はよくないですね。子供が誤ってたばこの葉を食べたりすると中毒を起こし、死に至ることもあります。

ニコチンそのものには発がん性は認められていませんが、ニコチンが分解・代謝されることによって生み出されるニトロソアミン類は発がん性があることが知られています。

紙巻きたばこと比較して発がん物質はどうか?

紙巻きたばこと比べると、10-20%程度に発がん物質は減少していることがわかります。

紙巻きたばこより、ある程度有害物質は少ないとはいえますが、たばこによる発癌やその他の害がどの程度減少するかといった長期的な知見はなく、これからも議論されていくでしょう。

2020年の東京オリンピック、パラリンピック会場では紙巻きたばこ、加熱たばことも全面禁止とされるようです。

2020年から、飲食店でも紙巻きたばこは全面禁止、加熱たばこの喫煙者は、加熱たばこ専用喫煙ルームでのみ、同室者と飲食が可能となるようです。(店舗内容や規模により、規定が異なると思われますので関連情報をご確認ください)https://iqossan.com/new-smoking-rule/

まとめ

アイコス、グロー、プルームテックともにニコチンをある程度含み、有害物質も少なめではありますが、非喫煙者にとっては有害でしかないため、受動喫煙防止には配慮してほしいですね。

サイクリストでも、アイコスを休憩で吸いながら走っている方もいますが、あまり感心できませんね。

非喫煙者、嫌煙家ラディアンでした。Amazonに関連書籍あります。

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