私の一押しアーティスト、Little Glee Monster(リトグリ)メンバーの芹奈(せりな)が復帰すると公式サイトから発表されました。
芹奈は体調不良のため2020年12月から休養しました。
本来はリトグリは女性5人組で、芹奈はセンターで、ボーカルの主旋律を担当することが多く、芹奈の休養はリトグリのハモリのバランスが大きく傾くのではないかと心配しました。
芹奈の休養後に大きな試練が待っていた ツアーまで時間がない
年末の紅白歌合戦を4人で乗り越えて間もなく、2021年1月27日からスタートするLittle Glee Monsterの全国アリーナツアー『Little Glee Monster Arena Tour 2021 “Dearest”』。
芹奈の休養で、残りの4名(かれん、MAYU, manaka, アサヒ)は、ツアーをやるかやらないかの決断を迫られました。
本来5人で歌っていた時とは各曲の歌割りが変わります。コロナ禍もあり中止もありえた状況でしょう。
情勢が不安定な中、ツアーまでの時間もそれほどない不安な状況で、ツアーを行うかどうかの決断を迫られる中、4人は芹奈抜きでライブを決行する覚悟を決めました。
ツアーまでの道のりがライブ映像とともに配信
ツアーがスタートしたばかりの2021年2月13日に武道館公演の2日目(1月28日)の様子がオンデマンド配信されました。
私もオンデマンド配信を観ましたが、合間にツアー当日に至るまでのリハーサルやメンバー同士の打ち合わせの様子、さらには4人の単独インタビューなどを交えた、ドキュメンタリータッチのライブ作品でした。
オンデマンド配信は約1時間40分と、ライブすべては配信されなかったようですが、ベストアルバム「GRADATI∞N」収録の新曲「Waves」「VIVA」が早くも披露されたり、このツアーならではの企画として、メンバーが2人ずつに分かれてバラードを歌唱するなど、見どころは豊富に用意されていました。
おなじみのバンドメンバーとともに、約1年ぶりの単独ライブとは思えないほど安定感の強いパフォーマンスでした。
4人は芹奈不在を感じさせないほどパワフルな歌唱で、会場の空気をつかんでいきます。
ステージ中央のスクリーンには過去のライブ映像が映し出され、そこにいる芹奈の姿を目にすることで、いつも以上に芹奈の存在を感じることができました。
芹奈抜きでもリトグリは5人
こういった演出からも、あらためて4人が「芹奈を含む5人」でステージに立っているんだという姿勢でツアーに臨んでいることが伝わってきました。
曲間に挿入されたリハーサル映像では、各曲の歌割りを、メンバーごとに色分けして、自分の歌う歌詞が足元のモニターに映し出され、それを見ながら歌うという、プロでも困難と思われる状況ですが、メンバーのリハーサルの表情はいつにも増して真剣に映りました。
単独インタビューでは芹奈抜きでツアーを開催することの意味や決断について、4人がそれぞれの言葉で語っていきます。
その決断の中にはコロナと向き合いライブをする/しないの選択も含まれており、想像以上に大きな決断が迫られたことが伝わります。
情勢に合わせた形でのライブ制作、4人編成での歌割り変更、限りある時間の中で本番は刻一刻と迫っていきます。
そんな状況下でアサヒは「早く一緒に歌いたい」、manakaは「芹奈の役は誰にも埋められない。中止は芹奈は望んでいないはず。そしてまた5人でここに戻ってこられるように」と芹奈への思いもより強いものへ……。
こうした4人の言葉を耳にしてから接する武道館ツアーは、より重みを感じながら向き合うことができました。
ライブ中のトークあおりをかれんが行ったり、MCではいつもおとなしめのアサヒや大活躍したり、新鮮な場面もありました。
そして本番に向けた制作段階ではmanakaを中心にメンバーの意思をまとめます。
緊張と不安のためか時にはリハーサル中にメンバーが涙を流したりする場面もありました。
ただ事ではない困難に立ち向かった、一人ひとりの強い思いが伝わるこの映像をツアー序盤のに配信され、あらためて4人が「芹奈を含む5人」でステージに立っているんだという姿勢でツアーに臨んでいることが伝わったと思います。
芹奈が双極性障害とADHDでの休養であったことを公表
芹奈の誕生日前日である5月31日に躁鬱(そううつ)を繰り返す双極性障害と、注意欠如などを招くADHDを併発していると病名を公表しました。
公表には勇気が必要だったと思います。どちらも病気というよりは、性格みたいなものでしょうから、芹奈さん自身がうまく自分と付き合い、コントロールしながら、リトグリの活動を少しづつ、無理のない範囲で活動されることを願うばかりです。
ADHDの症状は、気分の揺らぎにつながる
(以下 あらたまこころのクリニックさんよりお借りしています。)
ADHDとは不注意と多動、衝動性を症状とする神経発達症です。不注意型・多動/衝動型・混合型の3つに分けられます。
発達障害(神経発達症)とは、幼少期より一貫してみられる脳の発達の特徴と考えられています。
ADHD でも、男女差があり、男性は「多動」や「衝動性」が強く表れる傾向があり、女性は、「不注意」の特徴が強く表れる傾向が多いようです。
ADHDの多動/衝動性や不注意は、気分の揺らぎに繋がるようです。
気分の揺らぎは一時的なものですが、それが積み重なって、気分の層として、双極性障害への発展するそうです。
環境調整・生活習慣改善が大切なようです。
芹奈の活動再開発表
以上のように約半年余りの芹奈の休養期間を4人で乗り越えたリトグリですが、公式サイトから6月11日、芹奈の復帰が発表されました。
以下公式HPより
芹奈が自身と向き合いながらも届けたいメッセージを、作詞作曲にシンガーソングライターの高井息吹氏を迎え、これまでのLittle Glee Monsterにない世界観の楽曲とともに、それぞれが抱える悩みや苦悩、そしてメンバー5人が出会って一緒に歌っている奇跡を表現、幾度となくレコーディングを重ねて完成させた楽曲となっています。
また、昨年の芹奈の休養発表をうけ、かれん、MAYU、manaka、アサヒの4人で開催した全国ツアーLittle Glee Monster Arena Tour 2021 “Dearest”以来、約2ヶ月振りとなる、全国30箇所、全32公演開催のホールツアー「Little Glee Monster Live Tour 2020→2021 >BRIGHT NEW WORLD<」に芹奈の参加が決定しました。
芹奈は、新曲リリースを経ての復帰となりますが、一定期間メディア稼働は行わず、グループのホールツアーに専念する予定となります。
また、芹奈からは以下のようなコメントが寄せられています。
「やっとみなさんに逢えます。久しぶりに一緒の時間を共有できること、本当に楽しみにしています。」
かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒの5人での新曲リリース、芹奈のホールツアーへの参加と、嬉しいお知らせとなります!
今週9日リリースの「君といれば」とともに「REUNION」もたくさん聴いてください!休養中だった芹奈を迎え、復帰作であり、“再会”の意味を持つ新曲「REUNION」を6月23日に配信のみでリリースする事が決定しました!
ガオラーとしての一抹の不安
芹奈の印象としては、もちろんリトグリメンバー皆そうですが、プロ意識が高く、毎回ライブでさらに高いレベルを見せてガオラー(リトグリファン)を沸かせてはくれます。復帰してしまうと、無理をしてしまうのではないかという不安があります。
今もまだ普通の生活は全然できてない
それでもいい、生きてるだけで十分ダヨʕ•ᴥ•ʔ💦✨❗️💕
ガオラーの声は復帰に懐疑的な意見多い 無理はさせないで
「嬉しいですが、無理はしないでゆっくりゆっくり歩いてほしいです。」
「予想より早い復帰で、まだ心配ですね。でもMVで見せてくれた彼女らの結束があれば…」
「症状が症状ですから無理をすると、また、ぶり返す可能性があるのでね。」
「病名からすればこんなに早く復帰できない病気ですもんね。」
「まだ休ませてあげた方がいいんじゃないかと思うんです。責任感の塊みたいな芹奈さんなので、無理をしすぎて再発してまた休養ってならないかと…もし、そうなったら復帰はまず無理かも知れません。」
「私もだんだん、芹奈の病気を商売にしやがって、と言う気になってきました。MVも。」
「メンバーとしては、これは仕事だし、仕事をしなければ生活できないわけで。また、メンバーは「ファンの人達に直接私達の気持ちを伝えたい」という思いが強い人達なので、MVの完成という点では良かったと思います。あとは、メンバーやスタッフがどれだけ芹奈さんをバックアップできるかだと思います。」
まとめ
私の一押しアーティスト、Little Glee Monster(リトグリ)メンバーの芹奈の復帰報道で感じたこの半年間のリトグリ4人の活動の回顧録と芹奈復帰後の活動の期待と不安、ガオラーの声などを記してみました。
芹奈は完璧主義者、本当に責任感の塊みたいな性格をされていますので、くれぐれも無理をせず、できる範囲のことを少しづつしていただけたらと願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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