コロナの発覚から1年以上が経過してしまい、私たちの生活は一変してしまいました。
最近はテレワークでパソコンに向かって、同じ姿勢を長時間強いられる方が増えてきました。
またそうでなくてもスマホで長時間動画を見たりすると、肩こりしやすくなりますよね。
週末はロードバイクに乗っている私も、前傾姿勢でロングライドを走った後は、首、肩、腰のこりや筋肉痛に悩むときもあります。
毎日筋膜リリースに行く時間やお金に余裕があればいいですが、そうも言っていられません。
今回は、そんなあなたの悩みを解決する、自宅で筋膜リリースのセルフケアができるマッスルガンをご紹介します。
筋膜リリースとは?
無理な姿勢や動作をとり続けることや同じ姿勢を長時間とり続けること、身体の一部に負担がをかけすぎること、身体がアンバランスな状態となると筋膜が自由に動けない状態になります。すると筋膜のよじれが生じて筋膜と皮膚・筋肉との間の滑らかな滑りが失われます。
筋膜のよじれができると、筋肉を覆っている筋膜はサラサラの状態であるはずなのですが、粘っこくなってほどけなくなります。
筋膜は全身につながっているので、ほかの筋肉や筋繊維にまで動きの悪さが波及し、痛みや筋力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下、日常生活活動の低下がみられるようになります。
筋膜のよじれやねじれを解消して、正しい筋と筋膜の伸長性と筋肉の動きの回復を促すのが筋膜リリースです。
筋膜リリースはストレッチのようにある一定の方向に伸ばすのではなく、筋膜をさまざまな方向に解きほぐしていくことです。
筋膜リリースの効果
本来は理学療法士などが筋膜リリースを施術し、その後の効果を持続するために自分で行える筋膜リリースが指導されます。
筋膜リリースを実施することで身体のバランスが整い、身体が軽く感じられるようになります。継続することで身体の良い状態を保てるようになり、身体が動きやすくなっていくのでセルフコンディショニングとしても活用できます。
サイクリング後も筋膜リリースで疲労や凝りを軽減
ロードバイクはペダルを踏み込み、引き上げる動作の連続です。
お尻の筋群を中心に下半身の筋群が酷使されるスポーツです。
また、ハンドル操作での前腕内側への負担も多くあり、前傾姿勢を続けるため、胸筋や背筋の負担もかかります。
コンディショニングケアする際は下半身だけではなく、走行姿勢に影響する胸の大胸筋、背中の胸椎周辺の柔軟性も重要です。
腰痛の要因となる腸腰筋硬化のリリースもしっかり行いたいですね。
さまざまなスポーツのトップ選手が重要視する筋膜リリース。自転車にも活用しましょう。
筋肉は筋膜という薄い組織膜で包まれています。この筋膜が萎縮・癒着してしまうとコリや痛みが生じます。
長く楽しくサイクリング、運動を続けたいあなたにも、マッスルガンという機材はおすすめです。
サイクリング後の筋膜リリースはどこをすべき?
腸腰筋(股関節と腰にまたがる筋)のリリースで、腰痛の予防
意外と忘れがちなのが腸腰筋(股関節と腰にまたがる筋)のリリースで、前傾姿勢やペダリングによる硬化をほぐし、腰痛の軽減や予防に効果があります。
腸腰筋って、最終的には腰につながっていますが、そのほとんどはカラダの中に隠れています。
痛みのある腰をマッサージしても、腸腰筋の端の方にしかアプローチができません。
カラダの中に隠れている腸腰筋の一番太いところにアプローチするには、実はカラダの前、へその横からアプローチするとよいようです。
ヒラメ筋と腓腹筋(ふくらはぎ)
ふくらはぎの筋をリリースすことで、とくにふくらはぎの筋を使う方には効果的のようです。
ただ、下腿の筋を使いすぎる傾向の方は、つま先を使いすぎている傾向もあるそうですので、
できれば大腿や股関節周囲の筋を使うことを意識しましょう。
大腿四頭筋(前)
腸脛靱帯と大腿筋膜張筋(外側)
ハムストリングス(裏)
これらの筋はサイクリングのかなめとなる筋ですので、セルフケアを意識しましょう。
ペダリングも腰から大腿の筋を意識するとよいようです。
外側の筋のケアは忘れがちですので意識して行いましょう。
脊柱起立筋と広背筋
ロードバイク特有の前傾姿勢のキープに伴い、それを支えるために常に背中が伸びるように働いているのが腰回りの筋肉と関節です。
腰背部の脊柱起立筋と広背筋です。
これらの筋肉を覆うようにまとわりついているのが胸腰筋膜です。
ここが凝り固まっていくと、腰が立たずに骨盤が前傾しやすくなるので、股関節の動きも悪くなっていきます。
逆に股関節が硬い場合もこの辺りは硬くなりやすいです。相互に関わりあっています。
脚のケアは行っても腰部のケアは行わないことが多いかもしれませんので意識しましょう。
これらの日常的に解きほぐしてくれる整体院に通えるとよいですが、そうもいかないという方が多いでしょう。
セルフケアに最適なマッサージガン
神の手を持つ整体師 川瀬拓哉先生も絶賛
1分間に3,300回(BODYPIXEL PRO)という、マッスルガンの驚異的な振動刺激により、筋肉・筋膜を刺激し、筋疲労・コリ・運動不足による血管循環の悪さを改善し、腰痛や肩こり、下肢のだるさ・冷え・むくみをスッキリ解消に導いてくれます。 施術師の手によるもみほぐし時間が、30分間かかるとした場合、このマッスルガンの使用で、この30分の施術時間をたった10分に短縮できます。 ゆえに、私の施術には必要不可欠なマシンです。
マッサージガンとマッサージボール、マッサージローラーを組み合わせるとより効果的
マッサージガンも細かく強度は調整できますが、あまり振動を強く与えられない内臓部分に近いところはマッサージボール(おなかから腸腰筋のマッサージ)や広背筋の筋膜はがしにマッサージローラー(マッサージガンが一人ではやりにくいため)を組み合わせるとよいかもしれませんね。