サイクリストにとってサイクルコンピューターは欠かせない存在です。その中で、ブライトン社の新製品「Rider S510」が注目です。本記事では、この製品の特長を詳しく紹介し、その魅力を解説します。初心者から上級者まで幅広いユーザーにとって有益なポイントを取り上げます。
1. 超高精度のGNSSサポートでどんな環境でも安心の位置情報取得
Bryton Rider S510は、最新のマルチバンドGNSS技術を採用し、都市部の高層ビルや山岳地帯でも正確な位置情報を提供します。従来のGPSよりも精度が向上しており、ルート追跡やナビゲーションでストレスを感じることはありません。サイクリング中の「迷子リスク」を大幅に軽減します。
2. 大画面ディスプレイで視認性抜群
S510は高解像度の2.8インチカラーディスプレイを搭載しています。明るい日差しの下でも視認性が高く、夜間のライドでも画面が見やすいバックライト機能を完備。画面レイアウトもカスタマイズ可能で、自分の必要な情報を一目で確認できます。
3 長時間バッテリーでロングライドも安心
最大30時間のバッテリー駆動時間を誇り、ロングライドや複数日のツーリングでも電池切れを心配する必要がありません。さらに、USB-Cポートで急速充電に対応しているため、短時間の休憩中に充電を完了させることも可能です。
4. 完璧なデータ収集と解析
Bryton Rider S510は、速度、距離、心拍数、ケイデンス、パワーなど、幅広いデータを正確に記録します。パワーメーターや心拍センサーとの接続もスムーズで、BluetoothやANT+に対応。トレーニングデータを細かく分析したい上級者にとって理想的なパートナーです。
5. アプリ連携で使いやすさ向上
専用アプリ「Bryton Active」を活用すれば、デバイスの設定やライドデータの管理が簡単に行えます。StravaやTrainingPeaks、Komootなどのサードパーティサービスとの連携も可能で、ライドの成果を仲間と共有したり、詳細な分析を楽しむことができます。
6. 優れた防水性でどんな天候でも使用可能
IPX7規格の防水性能を備えており、雨天でも問題なく使用できます。突然の天候変化にも対応できるため、アウトドア派のサイクリストにぴったりです。
個人的に最も気になる機能それはclimb challenge2.0 「クライムチャレンジ2.0」でヒルクライムをもっと楽しく、効率的に!
私の所有しているBryton 750も含めて以前のモデルでは事前にロードされたルートが必要でしたが、クライムチャレンジ2.0は事前にロードされたルートは不要です。
今後の登りを予測し、リアルタイムにデータ分析を提供します。各登り坂に必要なデータを把握しながら自信を持って挑むことができます。
自動的に坂道を検知し、セクションデータを表示
クライムチャレンジ2.0は、坂道に差し掛かった際に「クライムモード」に切り替わります。
坂道に近づくと、Rider S510 はクライムセクションページに切り替わり、ルートの登りセ
グメントの概要を表示します。
クライムチャレンジ画面には、勾配、残りの距離、残りの上昇に基づいて色分けされた高度マップが表示され、一目で登りの情報を把握できます。
設定 > 自転車 > 自転車の選択 > 計測 > オート機能 > 登坂ページ、自動切り替えを無効にする
ことができます。
クライムチャレンジ 2.0 を有効にすると、Rider S510 はすべての登りを自動的に検出し、
事前に通知します。また、中級以上の登りだけを検出するように設定を変更したり、設定
> 自転車 > 自転車の選択 > 計測 > クライムチャレンジ 2.0 でオフにすることもできます。
(公式マニュアルより抜粋)
バーチャルライドも楽しみな機能の一つ
バーチャルライドでは、Rider S510 はほとんどのスマートトレーナーとシームレスに連携
し、Bryton Active アプリで作成されたルートをシミュレートできます。
レース前のシミュレーションにも最適
ルート作成
Rider S510 は、3 通りのルート作成方法を提供します :
1. Bryton Active アプリを使用してルートを計画します。
2. サードパーティープラットフォームからルートをインポートします。
3. Strava、Komoot、RideWithGPS からルートを自動的に同期します。
スマートトレーナー上のシミュレーション
デバイスにダウンロードしたすべての計画ルートを表示できます。
トレーニング計画は、Rider S510 に直接ダウンロードできます。ANT+ FE-C のサポートにより、Rider S510 はスマートトレーナーと通信して、トレーニング計画からの負荷をシミュレートします。
シミュレーションをレースやサイクリングイベント前にシミュレーションすることで、競技志向のサイクリストだけでなく、趣味としてヒルクライムを楽しむライダーにとっても非常に有用です。登坂データを活用すれば、練習の効率が向上し、個々の目標達成がしやすくなります。
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安全性の向上にはバイクレーダーサポート
バイクレーダーサポートは接続されたANT+リアビューレーダーシステムを使用することで、ライダーは、最大190m後方を走行する車両を警告通知によって確認することができます。車両が接近すると、ビープ音でライダーに警告します。
ANT+リアビューレーダーシステム GARDIA R300L
ライダーの安全確保を強力にサポート!
テールライト一体型リアビューレーダー
レーダーセンサーが最大190mの後方から接近する車両を検知し、互換性のあるサイクルコンピューターとシームレスに連携し、ガーディア R300Lはビジュアルと音で車両の接近をお知らせします。
また、接近する車両との相対速度に基づいて、ライトモードを自動的に変更し、車両に向けてアラートを発します。
対応モデル:Rider750SE・Rider S800・Rider S500・Rider750・Rider420・RiderS510(要確認)
GARDIA GARDIA R300L の購入リンクはこちら
まとめ
2024年暮れに発表されたブライトン社の新製品「Rider S510」の注目機能、climbchallenge2.0, virtual ride, bike rader supportをご紹介しました。
まずは日常のサイクリングにサイクルコンピュータを取り入れてみましょう。モチベーションや練習効率アップにつながりますよ。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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