こんにちは。ラディアンです。
秋はいろいろなものがおいしくて、ついつい食べ過ぎますね。
日曜の朝のTBS系健康情報番組【ゲンキの時間】を見ていたら、衝撃的な内容に思わず食い入るように見てしまいました。
肥満体質に関連ある「デブ味覚」とは?
太ると分かっているのに、ついつい食べちゃう人は、実は舌が「デブ味覚」になっているかもしれません。
こってり脂っこいラーメン、甘辛い濃い味付けのおかず、甘~いスイーツ、糖分たっぷりのドリンク。これらを日常的に食べ続けると、舌がマヒして、正常な味覚を失ってしまいます。
デブ味覚とは、旨味を感じにくくなっている状態だそうです。そのために、せっかくの素材本来の味や、うまみがわかりにくく、調味料やソース、マヨネーズなどを追加して自分好みの味にしてしまう人のことをいうみたいです。あなたもそうではないですか?
味覚は本来、
・苦味
・甘味
・塩味
・酸味
・旨味
の5種類を舌にある味蕾という感覚器で感じ取っています。
旨味は昆布や野菜に含まれる植物性旨味のグルタミン酸や、かつおや肉に含まれる動物性旨味のイノシン酸が代表的ですが、これらの味をあまり感じにくくなってしまっているという場合は、旨味に鈍感になってしまっているのだそうです。
旨味を感じにくくなると甘味や塩味に頼りがちになり、濃い味付けでないと脳が満足しにくくなります。
塩味を強くしすぎると食欲や味覚を鈍らせるので、味が脳まで届きにくくなり、少量を食べても満足せずに食べ過ぎてしまい、肥満を招いてしまいます。
さらに、第6の味覚と呼ばれる「脂肪味」があることが近年の研究で判明したそうです。
この脂肪味が鈍感な人も肥満になりやすい傾向があるそうです。
デブ味覚チェックリスト
- コンビニ弁当やスーパーの惣菜がおいしい
- おなかがすかなくても時間になったら食べる
- 肉はヒレよりロースだ
- 焼き鳥は塩よりタレ派
- こってりした味が大好き
- スイーツは別腹
- 添付のタレやドレッシングは使い切る
- ソース、ケチャップは必ずつける
- 外食が週5回以上
1つでも当てはまったら、あなたは「デブ味覚」かもしれません!
工藤孝文医師の薦める「デブ味覚」改善法
工藤孝文医師のご紹介
[略歴]
内科医・糖尿病内科医・漢方医
福岡県みやま市出身。福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在は、自身のクリニック:みやま市工藤内科で地域医療に力を注いでいる。
専門は、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病、漢方治療・ダイエット治療など多岐にわたる。
テレビ・ラジオなどメディアでは、ジャンルを問わず様々な医療の最新情報を発信している。NHK「ガッテン!」では、2018年度の最高視聴率を獲得した。
また、生活習慣病の生活指導について、病院など医療機関からの講演依頼が非常に多く、「より多くの人の病気を予防する」というポリシーのもと、日々、日本全国を飛び回り、講演活動を行っている。
(工藤内科クリニックHPより引用)
「デブ味覚」を改善する「やせる出汁」の作り方
<材料>
・かつお節(スーパーなどで手に入る一般的なもの)30g
・煮干し(頭と内臓は取り除かず、そのまま使います)10g
・刻み昆布(塩分を使用していないもの)10g
・緑茶(茶葉)5g
<作り方>
①かつお節と煮干しをフライパンで3-5分ほど炒る。
フライパンを中火にかけ、煮干しをちぎって入れて空炒りする。パチパチと音がしてきたらかつお節を入れ、さらに空炒りする。かつお節が手で軽く握るだけで崩れる状態になったら火を止める(焦がさぬよう火加減とやけどに注意)。
ポイントは、かつお節がパリパリになり、煮干しがサクサクになったらOKです。(作り方の解説1分動画:「キラキラ!楽しい毎日」さんのブログよりおかりしました。
②刻み昆布と緑茶(茶葉)、①をミキサーにかける。
まずミキサーに刻み昆布、緑茶をいれる。そして①を加えて 細かくカクハンする。
③パウダー状になったら完成。
密閉容器やビンなどに入れて冷暗所で保管する。2週間ほど保存可能。
「やせる出汁」のお勧め摂取方法
①マグカップや湯飲みに「やせる出汁」を大さじ1杯入れる。
②お湯を150~200ml注げば完成!
毎朝、できれば朝食前に1杯飲むようにしましょう。 小腹がすいたときや、夜、空腹に耐えられないときなどに飲んでもOK。ドカ食いやストレス性の暴飲暴食を防いでくれます。
そのほかの使い方
調味料の代わりに料理の味付けに使うことで、カロリーも抑えてヘルシーな食事をとることができます。
・肉や魚の味付けに
・サラダのドレッシングの代わりに
・野菜炒めの味付けに
まとめ
なかなか痩せないあなた。なんでも味が濃い食べ物を摂っているあなた。このやせる出汁を作って、毎朝飲む習慣を作ると2週間くらいで効果が出てくるみたいですよ。私も試してみてまた報告します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。