アラフィフ自転車愛好家が、サイクリングの日常をつづっていきます。便利グッズやセッティングなどもご紹介!

令和の時代もサイクリングは最高!

コロナワクチン(コミナティ)接種1回目の体験と報告されている副反応

医療従事者である私に、ついにコロナワクチン接種の時が来ました。

日本で接種が始まっているファイザー社製のコロナワクチン(商品名:コミナティ)は3週間間隔で2回の接種が必要です。

 

 

 

 

 

 

2回打った体験者の話を聞く機会があり、2回目のほうが副反応が起きやすいとは聞いていましたが

ややアレルギー体質の私は、リスクがあると思っていまして、緊張して接種に臨みました。

接種の問診票と説明書は、インフルエンザとさほど変わらず

接種前日に、コミナティの問診票が配布されました。聞かれている項目は、インフルエンザワクチンとあまり変わらない印象でした。

しかし初めての接種であったため、よく聞かれていることを読んで、接種希望とサインをし、接種当日に職場内の接種会場に向かいました。

接種会場には、問診票の記入漏れをチェックする事務員さんが受付をして、医師による問診の後、アナフィラキシーのリスクの低いものは

15分の経過観察、私のようなアレルギーなどの基礎疾患があるものは接種後30分の自身で記入するチェック表を渡されました。

接種針は長め

日本でのインフルエンザ予防接種は皮下注ですが、このコミナティは筋肉注射ですので、針は皮下注よりやや太く(24Gくらい?)

針の長さは4cmほどはありました。しかし針を刺すときの痛みはさほどなく、注入量も0.3mlと少ないためか、インフルエンザより」痛みはあまりなかった印象です。

接種後の経過観察は私の場合30分

接種の5分後、10分後、15分後、20分後、30分後にチェック表の項目に従って、症状の有無をチェックしていきました。

チェック項目は以下です。

①皮膚粘膜症状

じんましんや皮膚の発赤、 急な皮膚のかゆみ、顔面や口の中の腫れぼったい感じ

②呼吸器症状

急な息苦しさ、のどや胸が締め付けられる感じがする、のどがかゆい感じがする、急に咳が出る

④循環器症状

いつも以上に手足がポカポカする、意識が遠のく感じがする

⑤消化器症状

むかつき・吐き気、腹痛・下痢

報告されている副反応の種類や頻度

2021/3/30に報告された記事によれば、(糖尿病リソースガイド)

【新型コロナ】ファイザーの新型コロナワクチンの副反応 

発熱・頭痛・倦怠感は接種2回目に大幅上昇 アナフィラキシーは100万回当たり81件 

厚労省調査

 

という報告でした。

詳細は以下です。

先行的に接種を受けた約2万人の医療従事者を対象に、接種後1ヵ月に起こった症状を調査

 新型コロナワクチン「コミナティ筋注」の主な副反応は、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱など。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがある。

 2021年2月14日に特例承認となった「コミナティ筋注」の接種は、2月17日から先行対象者に開始された。2月25日に被接種者登録が終了し、1万9,808例が1回目接種を受け、コホート調査に登録された。

 被接種者は、20~50代が21~25%、60歳以上が8.7%、男性33.8%、女性66.2%、医師16.7%、看護師46.6%だった。2回目接種は1万7,579例が受けた。

⚫ 接種2回目で35.6%が発熱(37.5°C以上)、1回目は3.3%

 接種後8日目以降に回収した1回目接種1万9,035例(全体の96.1%)および2回目接種3,933例の健康観察日誌から、1回目接種後の発熱(37.5°C以上)は3.3%だったが、2回目は35.6%と高率であることが分かった。発熱する場合は翌日が多く、接種3日目には解熱した。

⚫ 90%超が接種部位の疼痛を自覚

 接種部位の疼痛は90%を超える被接種者が自覚し(1回目接種後92.3%、2回目接種後91.9%)、接種翌日がもっとも頻度が高かった。接種3日後には軽快した。

⚫ 接種2回で発熱3割、頭痛4割、全身倦怠感6割

 2009年のH1N1pdmインフルエンザワクチンNHOの2万人調査と比較すると、「コミナティ筋注」は接種部位の疼痛の頻度が明らかに高く、2回目接種後の37.5°C以上の発熱(35.6%)、頭痛(49.0%)、全身倦怠感(67.3%)が認められた。

 なお、1回目接種後は、発熱(3.3%)、頭痛(21.2%)、全身倦怠感(23.2%)で、いずれも2回目が1回目より高かった。

アナフィラキシーは181件 100万回当たり81件

 アナフィラキシー症状は2月21日までに接種した約58万回のうち181件報告され、国際的な基準では47件が該当し、女性は44件、男性が3件だった。100万回当たり81件の頻度だった。全員が軽快・回復しているという。

 アナフィラキシーを判断するために、2つ以上の症状が突然あらわれ、急速に進行することが必須条件となる。さらに皮膚や循環器、消化器別に起きた症状をチェックし、症状の組み合わせでレベル1~5に分類し、1~3に該当すれば判断する。

 2回目接種後も接種30分以内の副反応疑いが認められ。1回目、2回目接種合わせて、顔面神経麻痺を含む末梢神経障害など20例がPMDAに報告された。

なお、国内の新型コロナワクチンの接種実績は、2021年3月29日時点で、接種回数の合計が89万662回(1回目が82万5,704回、2回目が6万4,958回)となっている。

 

発熱、頭痛、倦怠感などの全身反応は、1回目接種よりも、
2回目の接種で頻度が高い傾向がみられた

 

 

発熱や倦怠感が2回目の接種で多く出現

上記結果をまとめると、重篤な副反応の頻度は低いが、初滅や倦怠感などの副反応は特に2回目で多いことがわかりますね。

私の場合はどうだったか?

接種1回目で緊張して接種に臨みました。

結果、経過観察の30分では,特に;副反応の出現はありませんでした。

接種翌日に接種部位が少しかゆくなったくらいでした。

2回目の接種は、発熱や倦怠感で済めばいいなと思っています。

まとめ

医療従事者である私が、コロナワクチン(コミナティ)を接種した体験を記事にしました。

私の周りにも一回目の接種では、強い副反応が出た方はいませんでした。

今後、接種が回ってきた方への参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あわせて読みたい

日本で接種が始まった新型コロナウイルスワクチンの各社での違い、有効性の差、副作用は?

いよいよ日本でもワクチン接種が本格的に始まりました。 開発に一年たらずという短期間の接種開始には医療関係者の私も不安はぬぐえませんが、普通の暮らしや経済に戻すことを考えれば、致し方ないのかもしれません ...

続きを見る

 

  • B!