①公道、下り走行時の注意点 経験を踏まえて
・なれないうちは車道を自転車で走るのは怖いものです。しかし、自動車と自転車との接触事故の多くは歩道で起きているそうです。自動車のドライバーは見通しの悪いところやお店から車道に出るときは、まず右から来る車の有無を確認します。しかし歩道を走行する、ある程度スピードのある自転車は、ドライバーが気づくのに遅れがちです。歩道を逆走する自転車の発見はとくに夕暮れや夜間、無灯火だと遅れます。実際にそのような場面を自動車を運転していても多く遭遇します。
・車道を自転車が走るのはルールで決まっています。車道の左端を走ることで、ドライバーから認識され、結果事故につながりにくいのです。
(下り坂の自転車通行の注意点)
・下り坂では、あまり車道の端っこを走ると危険です。スピードが出やすいため、予想した自分のラインより膨らんでしまいがちです。そうすると、ガードレールに接触しそうになったり、路肩から落ちそうになったりします。初心者の頃はどうしても下りでも車道の端を走行する方を多く見ます。車道の端には特に下りでは砂利や小石がたまりがちで、そこを走るとタイヤをとられやすく転倒につながります。交通量にもよりますが、私のマイ坂では下りでは基本車道の真ん中か真ん中から少し左1/3のあたりを走ると危ない目に遭うことはほとんどありません。
②サイクリング用ヘルメットの装着法、最新技術
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・サイクリングにヘルメットは必須ですが、果たして皆きちんと装着できているでしょうか?あるサイクリングイベントが雨で中止となったときに、プロチームのワンポイント講習会がありました。そのときにはじめて知った事実ですが、多くのアマチュアサイクリストが正しい装着をしていないといっていました。
ほとんどのサイクリング用ヘルメットには、後ろにダイヤルがついています。これを調節して、きちんと頭部を締めないと、万が一の落車、転倒のときにあご紐だけではヘルメットがずれてしまい、きちんとした頭部の保護ができないそうです。その講習会では実際に転倒された映像が流され、ダイヤルで締めていなかったがためにヘルメットがずれて、後ろを走る自転車から頭部を負傷する様子が映されていました。これを見て以来私は、必ずダイヤルで締めるよう心がけています。目安としては、ダイヤルだけでヘルメットを締めてお辞儀をしてずれないだけことを確認すればよいそうです。
(最新ヘルメット技術:MIPS)
MIPS( Multidirectional Impact Protection System) 多方向衝撃保護システムというヘルメット技術です。動いている自転車からの転倒による脳の衝撃は、斜から衝撃をうけた回転力が大きな障害につながることがわかっており、この回転力を軽減するMIPSという技術を搭載されたヘルメットが発売されてきています。私が現在使っているのはOGK kabutoさんのノーマルのやつですが、次に買い換えるときはこの技術のあるヘルメットを購入しようと思います。
(MIPSメーカーリンク)TREK GIRO SPECIALIZED
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③私の使っているアイウェア
・サイクリング中に虫が飛んできたり、不意に木の枝があったりすると、眼のケガを負いかねませんので、サングラスも必須アイテムです。私は定評のあるOAKLEYを愛用しています。RadarLockは簡単にレンズ交換ができて、天候などのコンディションに合わせてレンズを交換できる便利なアイテムです。これに調光レンズ(Transitions)を組み合わせています。メイン使いは調光レンズで真夏の炎天下でもない限りは、大方のコンディションで使えます。一日中強い日差しが予想されるときにだけ、濃い目のレンズに交換して出かけます。
④私の使っているボディプロテクター
・必須とまではいえませんが、サイクリングでは、頭部や胸部の損傷が致命的になりえます。胸部の損傷低減のため、私が使っているのは、hit-air
から販売されているボディープロテクターです。モーターバイク用品ですが、胸部プロテクター(前)、脊髄プロテクター(後)、サイドプロテクター(両側面)とこれらを組み合わせるハーネスで写真のように装着し、その上にサイクリングウェアを着ています。あまり大きさや重さは気になりません。幸いこれが役立った転倒は経験していませんが、CE規格適合品で安心感が違います。