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⑩東京2020

東京2020オリンピック 女子自転車ロードレースの結果まとめ

東京2020オリンピック 男子自転車ロードレースの翌日に女子自転車ロードレースが開かれました。

 

 

 

 

 

40か国/67名のエリート女子ライダーたちが集結しました。女子ロードレースは前日の男子ロードレースのコースから「富士山麓」と三国峠を省略した137kmコース。「道志みち(山伏峠)」と籠坂峠を越えて富士スピードウェイに至るコースの獲得標高差は2,692mです。

東京2020オリンピック 女子自転車ロードレース展開は?

オーストリアのアナ・キーゼンホーファーがいきなりファーストアタック

パレード走行終了後、すぐにファーストアタックを仕掛けたのがアンナ・キーゼンホーファー(オーストリア)。

ここにオメル・シャピーラ(イスラエル)、アンナ・プリフタ(ポーランド)、カーラ・オーバーホルツァー(南アフリカ)、ヴェラ・ルーザー(ナミビア)が追いつき5名で逃げ集団を形成した。

メイン集団とのタイム差は10分まで拡大。遅れてメイン集団を飛び出したセラム・アムハ(エチオピア)とモサナ・デベセイ(エリトリア)も、さらに遅れて飛び出したカタリナ・ソト(チリ)とアグアマリナ・エスピノラ(パラグアイ)も、先頭グループに追いつくことなく「道志みち」でメイン集団に吸収された。

「道志みち」の登りで先頭集団からオーバーホルツァーとルーザーが脱落した一方で、メイン集団はオランダとドイツのコントロール下に置かれた。

前日にゲラント・トーマス(イギリス)が落車したのと同じコーナーで優勝候補の一角アネミエク・ファンフルーテン(オランダ)が落車するトラブルに見舞われたものの大怪我にはつながらず、いよいよオランダはそこから追撃を開始する。

残り約60㎞でオランダ勢が追撃開始

残り約60km, 「道志みち」の勾配が増したところでオランダ勢が追撃を開始した。

 

 

 

 

デミ・フォレリング(オランダ)が最初のアタックを仕掛け、フォレリングが吸収されるとファンフルーテンが、ファンフルーテンが吸収されるとマリアンヌ・フォス(オランダ)が、そしてフォスが吸収されるとアンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ)が立て続けにアタック。しかし、いずれの動きもメイン集団を割るには至らず。

ようやくファンフルーテンがメイン集団から抜け出す

「道志みち」の頂上まで1kmほどを残したところでようやくファンフルーテンが単独でメイン集団から抜け出すことに成功した。

 

 

 

 

先頭3名(キーゼンホーファー、シャピーラ、プリフタ)から5分45秒でファンフルーテン、6分30秒遅れで20名ほどに絞られたメイン集団が「道志みち」をクリアして山中湖へ。與那嶺恵理(日本、チームティブコSVB) はメイン集団内で登りをクリアし、脱落した金子広美(日本、イナーメ信濃山形)を含む多くの選手がその後の平坦区間でメイン集団に復帰。

3名の先頭集団からキーゼンホーファーが独走体制へ

キーゼンホーファーはレースの大部分でファンフルーテン(オランダ)に5分のアドバンテージを持ち、ゴールまで40kmの籠坂峠からの単独下降でペースを上げ、逃げていたパートナーのオメル・シャピーラ(イスラエル)、アンナ・プリフタ(ポーランド)を落とした。

キーゼンホーファーは独走を維持

フィニッシュまで17.7kmを残して、先頭で独走を続けるキーゼンホーファーは追走2名(シャピーラとプリフタ)に2分13秒、メイン集団(與那嶺を含む)に4分18秒差をつけて富士スピードウェイへ。

 

 

 

 

残り距離とタイム差的にメイン集団の選手たちによる金メダル獲得はほぼ不可能な展開となったが、逃げの人数とタイム差を的確に把握していなかったことが仇となり、メンバー4名を残していたオランダチームは逃げ吸収ではなく集団内の勝負に傾倒してしまう。これは、通常のツール戦で使われる無線がこの大会では使えず、そもそもオランダチームを含めメイン集団の選手が逃げ集団が先を走っていた情報をつかんでいなかったとの見方もある。

ファンフルーテンが序盤から逃げていたシャピーラとプリフタを吸収

ファンフルーテンが残り6km地点から始まる登りで飛び出し、序盤から逃げていたシャピーラとプリフタを吸収する。ここでオランダチームはすべての逃げを吸収したと判断したが、その2分前方ではキーセンホーファーが勝利に向かって独走を続けていた。

メイン集団から抜け出したファンフルーテンと、遅れて追撃モードに入ったエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)がそれぞれ2番手と3番手で残り1kmアーチ。タイム差は縮小を続けたものの、是政橋で見送ったキーセンホーファーの背中は最後まで見えなかった。

優勝はオーストリアのキーゼンホーファー

初出場の五輪ロードレースでファーストアタックを仕掛けたキーゼンホーファーが、ラスト41kmを独走し、単独でフィニッシュまで逃げ切った。

汗でびっしょりになった彼女は、フィニッシュラインを通過した後、地面に崩れ落ち、喜びの声を上げ、ヘルメットに手を当てて信じられないような表情を浮かべていました。

カタルーニャ工科大学で応用数学の博士号を取得し、ウィーン大学とケンブリッジ大学でも研究を行った30歳の国内タイムトライアルチャンピオン、キーゼンホーファーは、長い逃げを見せた後も気を抜かず、メインのペロトンが巻き返すことはありませんでした。

数学者で今シーズンはアマチュアとして活動しているキーゼンホーファーの勝利は、オランダチームにとって衝撃だったかもしれません。

日本選手も健闘

終盤まで精鋭集団に残った與那嶺恵理選手は21位、金子広美選手は43位でフィニッシュしています。

 

 

 

 

67名中19名が途中棄権という過酷なレースでの完走は大健闘ですね。お疲れさまでした。

まとめ

海外のニュースサイト記事なども参考にしながら、東京2020オリンピック 女子自転車ロードレースの結果を振り返りました。

数学者でオーストリアのアマチュアの選手が勝利した、東京2020 女子自転車ロードレースは優勝最有力だったのオランダ勢からするとやや波乱の展開だったようですね。

日本では自転車ロードレースは、特に女子に至っては、まだまだマイナー競技かもしれませんが、過酷なコースをいろいろな駆け引きを交えながら勝利する姿はとても魅力的です。

またこのような大きな自転車大会が日本で開催されることを願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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