近年、ロードバイクの人気が高まり、多くの人々がその快適性を楽しんでいます。
しかし、一方でロードバイクには後方確認の難しさというリスクが潜んでいます。
実際、後方確認を怠ったことが原因で発生する交通事故は決して珍しくありません。
本記事では、ロードバイクに後方確認用ミラーを設置することの重要性と、バーエンドタイプと腕などほかの場所に装着するタイプのミラーの違いについて解説します。
ロードバイクに後方確認用ミラーを設置する必要性
ロードバイクは高速移動するため、後方確認が非常に重要です。しかし、一般的に多くのロードバイクには後方確認用ミラーが付属していません。
これは、サイクリストが自身の安全性を確保する上で大きな問題です。特に交差点や駐車車両などの障害物の回避など、方向転換や車線内での移動が必要な場面では後方確認が重要ですが、瞬時の広報状態把握は困難です。そこで、ロードバイクに後方確認用ミラーを追加することは、安全性を高める上で有効な手段です。ミラーを設置、追加することで、後方の車両や他のサイクリストの存在を確認し、事故のリスクを最小限に抑えることができます。
バーエンドタイプと腕に装着するタイプ、その他ヘルメットやサングラスにつけるミラー
バーエンドタイプ
後方確認用ミラーには、主に2つのタイプがあります。一つはロードバイクのハンドルバーのバーエンドに取り付けるタイプのミラーです。
このタイプのミラーは、視野は広くはないですが、ハンドルバーのバーエンドキャップを外して交換するだけで簡単に設置することができます。
バーエンドタイプのミラーは、一般的なツーリングや通勤に最適です。ミラーをバーエンドに装着することで、直感的に後方を確認できるため、快適で安全な走行が可能です。
（商品例）キャッツアイ CAT EYE BM-45
腕に装着するタイプ
自分の腕につけるタイプのミラーの利点
自分の腕につけるタイプの後方確認用ミラーは、腕に装着して使用します。このタイプのミラーは、以下のような利点があります。
・広範囲の視野: 腕に取り付けるため、ミラーが顔から近く、常に視界の範囲内にあります。これにより、後方の車両や他のサイクリストの存在を瞬時に把握することができます。
・バイクを複数持っていても使える： 腕につけるタイプのミラーは、バーエンドタイプのミラーのようにバイク固定せずに使えます。これにより、バイクを複数持っていても影響はありません。
・必要時以外はたためる: 自分の腕につけるタイプのミラーは、いろいろな環境を走行する場合に最適です。集団で走る場合や交通量が多いところは広げて、郊外の交通量が少なく余裕がある環境ではたたむなどの使い分けができます。
自分の腕につけるタイプのミラーは、快適さと使いやすさを兼ね備えており、ロードバイクの安全性を向上させる優れた選択肢です。
（商品例ロードバイク アームミラー）
その他ヘルメットやサングラスにつけるタイプ
ヘルメットに取り付けるタイプ
ヘルメットに取り付けるタイプのミラーです。軽量でコンパクトなデザインでありながら、広い視野を提供します。調整可能で、ヘルメットとの相性も良いです。
Third Eye Pro Helmet Mirror
かなり違和感はありますが目立ちたい方はよいでしょう。
サングラスにつけるタイプ
サングラスやアイウェアに取り付けることができるミラーです。視野の範囲を広げつつ、軽量で快適な装着感を実現します。調整が容易で、走行中でも確実な後方確認が可能です。
Bike Peddler Take A Look Cycling Eyeglass Mirror
わたしには違和感があるのと、走行中の脱落が懸念されますが、珍しいアイテムが好きな方には受けそうです。
まとめ
近年、ロードバイクの人気が高まり、多くの人々がその快適性を楽しんでいます。しかし、後方確認の難しさはリスクとして存在します。交通事故の原因として後方確認の怠りもあり得ます。本記事では、ロードバイクに後方確認用ミラーを設置する重要性と、バーエンドタイプと腕などに装着するタイプのミラーの違いについて解説しました。最後まで読んでいただきありがとうございました。