ヒルクライムの効用
ランニングよりも体に優しいロードバイクです。具体的にはひざへの負担が少なく、毎日100kmほど走っても、それがもとでひざなど脚に致命的な障害をきたすことはめったにありません。
ただし気をつけなければならないことがある
ロードバイクは基本身体への負担が少ないスポーツです。
ただし平地や下りでは、自動車並みのスピードが出てしまいます。
ロードバイクのスピードで転倒すると、ケガは免れません。最悪、生命の危機もあります。
レースで生活してしているプロならともかく、私たちのような趣味でサイクリングを楽しむものにとっては、仕事に支障をきたしたくありませんよね。
絶対に落車は避けたい
多くのホビーライダーもそう考えるでしょう。
そういう視点でもお勧めなのが、ヒルクライムです。
ヒルクライムなら、下りで無茶をしない限りは落車の心配はまずありません。
万が一のぼりで転倒したとしても、スピードは遅い分、ダメージは最小限です。
安心安全に全力を出せる
登りは地球の重力に逆らっている分、平地よりもずっときついです。
平地や下りで全力を出そうとすると、スピードが上がって危ないですが、ヒルクライムならどうがんばってもそれほどスピードは出ませんよね。
つまり、安心・安全に全力を出せる。
これがヒルクライムの魅力といえます。
ヒルクライムを続けることの効果
ヒルクライムを続けていくと、心肺機能が上がって、サイクリングに余裕ができ、さらに楽しくなってきます。
私の行きつけのマイ坂は、平均斜度が4-5%程度で、そんなに傾斜はきつくありませんが、傾斜がずっと一定なわけではなく、さらに平坦な場所や、部分的には傾斜がきついところもあります。
傾斜の度合いで心拍数も変化
傾斜がきつくなると身体負荷が高まるため、心拍数も上がります。しかし心拍数を一定にすることで、身体負荷を一定にすることに近づけられます。そうすると、ヒルクライムの後半で、急にペースが下がることも防げます。
心拍数形をつけるとこんなに良いことが
私が飽きずにサイクリング、ヒルクライムを続けられる秘訣は心拍数計にあります。心拍数計は胸に巻いたセンサーで一分間の心臓の拍動を計測する機器です。スピードを上げたり、坂を上ったりすると、当然苦しくなり心臓の拍動が速くなります。苦しさの度合いが「運動強度」ですが、心拍数がこの「運動強度」の視標になります。心拍を常に監視することによって、客観的に運動強度を管理しながら、効果的なトレーニングが維持できます。
安静時の心拍数が普段より高いときは疲労やストレスを意味する
・安静時の心拍数が普段より高いときもあると思いますが、そういう日は体が疲れているか、ストレスで交感神経のほうが優位になっているか、またはその両方のいずれかです。そういう日はあまり無理をしないほうが良いです。
・トレーニングを続けていくと、安静時の心拍数は、下がる傾向になります。心臓の働きが上がり一回の拍動で送り出す血液の量が増えるからです。でもサボるとまた高めになってきます。
・走り出すと、徐々に心拍数は上がっていきます。トレーニングを継続していて、スカッと心拍数が上がるときは、おおむね体調がいい証拠です。そういうときは、ヒルクライムをしていてもあまり疲労が残らなかったり、タイムもそんなにかからなかったりします。ただ、ありえないくらい心拍が上がるときは、負荷がかかりすぎているときなので、ギアを軽くしたり、スピードやペダルの回転数を下げましょう。
・心拍が、がんばっている割にあまり上がらないっていうもあるでしょう。そういうときは、心臓の疲労より、脚の筋肉の疲労をきたしているときが多いと思います。まずは自分の調子の良いときの心拍数と、調子の悪いときの心拍数を見極めましょう。
~私の使っている心拍数計~
キャッツアイ社さんの[CC-RD410DW]を使っています。心拍センサー(HR-10)と組み合わせて、速度・ケイデンス情報に加え心拍数も常時確認できます。数年使っていますが大きなトラブルは発生していません、もはや私のサイクリングライライフに必須のツールとなっています。
スマホのstravaアプリとの連携できるbluetoothモデルもいいですね。CC-PA500B/ISC-12/HR-12 Bluetooth SMART対応
キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピュータ PADRONE SMART トリプルワイヤレスキット スピード ケイデンスセンサー&心拍センサー付属