モチベーションをあげるためには、何らかの大会にエントリーしてそれに向けて調整するのがベストと思います。
私が最近数年参加するようになったこの大会は、毎年11月に行われる「ツール・ド・おおすみサイクリング大会」です。150kmのSコースと110kmのAコース、70kmミドルコースがありますが私は110kmAコースに参加しました。かのやバラ園を発着地点に大隅半島を縦断するこのコースも信号が少なくエイドの食事も豊かです。沿道の声援が多いのも有名で参加者のモチベーションが上がります。時期的にサイクリングにちょうど良いこともあり、全国から参加者が多く集まります。
第18回ツールドおおすみサイクリング大会Aコース(ルートラボ)
今年はさらに幕末150周年記念の150kmSコースが加わっていて、猛者が挑戦していました。
私は近年毎年参加していますが、結構雨の日が多かったのが、今回は晴れのgoodコンディションでした。なんといってもこの大会での良いところは、鹿屋体育大学自転車競技部の皆さんがサポートライドしてくれるところです。
数々の日本の大会で上位を勝ち取っている豪脚ぞろいです。黄色と緑のユニホームが大会に華を添えます。
9:00頃にかのやバラ園をスタートし、大隅半島の錦江湾側を南下していきます。S150kmコースほどの獲得標高(2374m)ではありませんが、私たちのコースも110km、獲得標高1723mと簡単ではありません。先にSコースの参加者からスタートします。私たちはその後です。
佐多岬入り口までは比較的フラットで快適です。遠くに開聞岳も見えて格別です。
しかし佐多岬ロード-パークに入ると最大斜度10%超えの激坂が待っています。Aコースの私たちの前にSコースの猛者は+40kmのもうひとつの山岳地を越えてきている上にこの激坂は堪えたことでしょう。
このとき佐多岬を訪れたのは初めてで、激坂を越えた達成感は格別なものとなりました。帰りは開聞岳を左後方にみながら、海沿いを走る快適ロードです。
ゴール手前のかのやバラ園までの最後の激坂は毎回苦しみますが、これを越えての達成感はまた格別です。
(完走して思うこと)
ツール・ド・おおすみはコース設定、エイドの食事、沿道の声援、鹿屋体育大学自転車競技部の皆さんのサポートライドなど魅力がいっぱいです。
コースは雄大な自然とともに走るハードなコースですが、伴走の方々が声をかけてくれて、モチベーションが上がる、とても満足する大会です。
参加したことがない自転車愛好家の皆さんはぜひ一度ご参加ください!
(完走して思うこと)
この大会は時期も良く、最小にきつい坂はあるものの後は走りやすく、初心者から上級者までお勧めの大会と思います。私もこれからもできるだけ毎年参加していきたいと思っています。