無防備で想定されるケガや障害として
①ノーヘルメット
脳挫傷 急性硬膜下血腫などの脳のケガがあります。
・脳挫傷(のうざしょう、英:cerebral contusion、独:Hirnkontusion)とは、頭部を強打するなどの要因によって外傷を受けた際に、頭蓋骨内部で脳が衝撃を受けて脳本体に損傷を生じる病態。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・急性後膜下血腫
けがによって生じる、脳を覆っている硬膜と脳表との間の急性出血です。脳の表面の血管の損傷が原因となることが多く、脳そのものの損傷(脳挫傷)を伴うこともあります。脳が損傷を受け、脳の表面から出血を来します。したがって血腫は硬膜と脳の間に存在し、脳に直接接しています。脳損傷を伴うので、脳挫傷と一緒に起こることも多くなります。
慶応大学病院HPより引用
自分は絶対転ばないという妙に自信のあるサイクリストもいます。ただし一般的に大会にはノーヘルメットの出場は認めてくれません。サイクリスト同士の接触や不意に前のサイクリストが予想外な挙動を取って避けようとして転倒することは良くあります。
②下り坂で飛ばしすぎたりなどの無謀な走行、無灯火走行など
で、自身での転倒や、他の車、サイクリストとの接触、転倒が増える。上記の頭部外傷のほか、胸部の怖い外傷もあります。
・外傷性血気胸
胸部の鈍的外傷でも肋骨骨折や肺の外傷の結果、肺に穴が開くことで、胸腔内で肺の外に空気や血がたまり、命を落としかねない病態が、外傷性血気胸です。自宅から程近い、宮崎市掘切峠で下り坂を走行中に、転倒し、呼吸困難に陥り、ドクターヘリで運ばれ救命できた方もいるそうです。