今日は2022年2月19日です。
立春を過ぎ、日が高くなってきて春はもうすぐといった季節ですね。
春先からのサイクリングに加えると快適性がアップしそうなアイテムをご紹介します。
今回は、ロードバイク用のヘルメットでも、シールドがついたタイプもあるのをご存知でしょうか。ここでは、シールドつきヘルメットはどんなもので、どういった人に最適なのか、選びかたやおすすめなどとあわせてご紹介します。
シールドつきヘルメットの役割とは?
シールドつきヘルメットというのは、ヘルメットの前部にシールド(盾)がついており、目や目の周りを保護する役割を持ったヘルメットです。
最初からヘルメットに装着されているものと、あとからつけられる2タイプがあります。
シールドの役割
以下のようなシールドの役割があります。
- 虫など飛んでくるものを避ける
- 日や紫外線よけ
- 防寒、防風
ロードバイクに乗っていると、虫や小石などが飛んでくることもよくありますが、シールドは保護する役割があります。
色つきシールドタイプもあり、日よけや紫外線カットとしての機能を持ったタイプもあります。また、強い風や寒さなどから目を守る役割もあります。
シールドヘルメットのサングラスやアイウェアと比べての利点とは?
シールド付きヘルメットのメリットとしては以下の4点が挙げられます。
- 眼鏡ユーザーでもサングラス機能が使える
- 風や埃、虫に対する防御力が高い
- サングラスやアイウェアを別に購入せずに済むので、より安く手に入る
- 雨が降っても視界を確保できる
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
①眼鏡ユーザーでもサングラス機能が使える
シールド付きヘルメットは、普段眼鏡をかけているサイクリストにおすすめのアイテムです。
眼鏡ユーザーの場合、アイウェアを使おうとすると、レンズが二重になっているものや、度が入ったレンズのサングラスを使う必要があります。
一般的なアイウェアよりも高価になってしまいますし、眼鏡に近いサングラスはロードバイク向けとしては性能に劣ります。
シールド付きヘルメットを使えば、眼鏡をかけた状態でもシールドで目を保護することができます。
眼鏡サイクリストの選択肢として非常におすすめです。
②風や埃、虫に対する防御力が高い
シールド付きヘルメットは、目の周りをしっかりと覆ってくれるので、風や埃、虫などに対する防御力が高いです。
ロードバイク向けのアイウェアでも目を覆うような形状をしていますが、隙間から風や埃が入ってくることがあります。
シールドの面積が広く、風や埃が入ってくる隙間も少ないため、より高速域で走るような方におすすめです。
③アイウェアを別に用意するよりも安く手に入る
ロードバイク向けのアイウェアを購入しようと思ったら、少なくとも2〜3万円はかかるでしょう。
シールド付きヘルメットでもグレードにもよりますが、スタンダードなモデルであれば1万円程度で購入が可能です。
目を保護するアイテムを選ぶ上で、よりリーズナブルに商品が購入できるというのは大きなメリットですね。
④雨が降っても視界を確保できる
アイウェアの場合、雨が降ってくるとレンズに水滴が付いてしまい視界を遮ってしまいます。
シールド付きヘルメットなら水滴が付いても走りながら流れていくので、目の前の視界がより確保されやすいです。
シールドの面積が広く、視野が広く、クリアに確保できるので、どのようなシチュエーションでも安全に走ることが可能です。
シールドつきヘルメットはこんな人におすすめ
シールドつきヘルメットがおすすめという人を、あげてみましょう。
- メガネの人
- ヘルメットとメガネ類との相性が良くない人
- 通勤、通学などで毎日ヘルメットをつかう人
- 虫や埃などが多い道をよく通る人
- マスクでメガネ類がくもる人
- ロングライドが趣味の人
メガネをかけていると、そのうえからサングラスをかけることができないので、シールドつきが便利です。サングラスのうえからヘルメットをつけると、耳が痛いという人にもおすすめです。
また、通勤通学など毎日自転車に乗る人は、たまに乗る人に比べて圧倒的に乗車時間が長く、雨の時には雨よけにもなるので、快適に走るためにもシールドつきが便利です。
そのほか、ロードバイク中の虫除け、埃除けとしても、サングラスやアイウェアより隙間が少ないため、性能が高いといえます。
一般的にマスクとサングラスをかけると、くもって前が見えづらくなるため、コロナ時代には役に立ちますね。
空力抵抗も疲労の原因になりますが、シールドつきヘルメットだと空気抵抗が低減されますのでロングライドでも疲労低減に役立ちます。
シールド付きヘルメットのデメリット
シールド付きヘルメットのデメリットとしては以下の4点が挙げられます。
- 初心者だと使いづらい
- キャップが被れない
- 着脱がやや面倒
- 汗をぬぐいにくい
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
①初心者だと使いづらい
シールド付きヘルメットは見た目がどうしても「上級者っぽく」なってしまいがちです。
ガチで走っている人のような見た目になってしまうため、初心者の方だと使いづらいと感じるかもしれません。
ただ、それでも初心者の方にこそ重要なメリットが盛りだくさんですし、初心者サイクリストの選択肢としてもおすすめです。
②キャップが被れない
シールド付きヘルメットは、目の周辺をシールドが大きく覆うような設計になってるため、ツバのあるキャップが被れません。
汗が垂れてくるのを防ぐためにキャップを使っている方もいると思いますが、シールド付きヘルメットを使う場合は、ツバのないものがおすすめです。
③着脱がやや面倒
シールド付きヘルメットは、一般的にマグネットを使ってシールドとヘルメットが固定されています。
着脱の際は固定部分の確認や位置の調整など、面倒なことも多少あります。
装着する位置が悪いと走りながらシールドがズレてきたり、外れて落下したりする可能性も考えられます。
④汗を拭いにくい
シールドが目の周りを大きく覆っている形状のため、顔の周りにかいた汗を拭うのが難しくなります。
シールド内も蒸れて汗をかきやすくなっているため、夏場など不快感が増してくる可能性があります。こういうときは着脱式モデルだとシールドを外せるので、サングラスやアイウェアにするといいですね。
シールド付きヘルメットのおすすめ商品
ここからはシールド付きヘルメットのおすすめ商品を紹介していきます。
今回ご紹介するのは以下です。
OGK KABUTO AERO-R2
価格: ¥21,000(税込 ¥23,100)
風を制する。
世界の注目を集めたトラックエアロヘルメットの
遺伝子を受け継いだ、エアロロードヘルメット。
OGK KABUTO VITT
価格: ¥15,000(税込 ¥16,500)
ノーマルタイプのヘルメットにシールドが標準装備されたVITT(ヴィット)。
これからのスタンダードスタイル 空力性能を『快適性能』に変える。コンパクトフォルムを追求した、シールド付モデル。
OGK KABUTO REZZA-2
マルチに使える本格モデルREZZAが、シールド対応可能にうまれかわりました。
価格: ¥9,800(税込 ¥10,780)
シールドにも対応するモデル。
OGK KABUTO ARS-3 SHIELD
レンズの色も幅広く、明るさや調光機能などさまざまな種類が揃っています。
BBB BHE-56F
カジュアルなデザインと優れた機能性が魅力となっています。
風洞実験を繰り返す中で空力性能を追求しており、頭部周辺の空気の流れをスムーズにしてくれます。洗練されたデザインと高い安全性を兼ね備えたシールド付きヘルメットです。
¥28000程度
GIRO VANQUISH
「VANQUISH」は、GIRO史上最高の空力性能を備えたトップモデルの商品です。
エアロ高価や通気性、フィット感など、あらゆる面で優れた性能に仕上がっており、採用されたシールドも優れた視界を確保してくれます。
¥40,000-60.000程度
とりあえずお手軽価格の製品を試してみたい方はこちらもおすすめ
VICTGOAL 磁気ゴーグルヘルメット
VICTGOAL交換シールドはこちら
5.まとめ
ロードバイクのシールド付きヘルメットについて解説していきました。
プロや上級者が使うイメージが強いですが、眼鏡ユーザーの方はもちろん初心者の方にもさまざまなメリットが得られるアイテムです。
サイクリング中の目の保護は非常に重要なので、目を守るアイテムとしてシールド付きヘルメットを検討してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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