今日は2022年1月15日です。
オミクロン株は感染爆発と言った感じで日本中に広まっています。すでに、市中のいたるところに、コロナ感染者が溢れているのでしょう。
これまでわかっているコロナ後遺症って?
英語では Long COVIDとか PASC(post-acute sequelae SARS-CoV-2 infection)ともいわれているコロナ後遺症について調べてみました。
参考:webmd.com
COVID-19の人の中には、回復し始めてから数週間から数か月間、症状が長引く人もいます。
調査によると、COVID-19に感染している18歳から49歳までの人々の約10%がコロナ後遺症に苦しみます。
70歳以上の人ではそのリスクが最大22%ほどになります。それまで健康であるかどうかにかかわらず、それは誰にでも起こり得ます。COVID-19の症状が軽度または中等度であったとしても、その可能性があるといいます。
コロナ後遺症とワクチン接種の有無
英国での大規模な研究では、120万人以上の部分的または完全にワクチン接種された人々のデータが調べられました。
完全にワクチン接種された人々(ファイザー/ビオンテック、モデルナ、オックスフォード/アストラゼネカなどのCOVID-19ワクチンの両方を接種した人々)は、少なくとも28日後にCOVID症状が残っている確率がほぼ50%低いことがわかりました。
具体的なコロナ後遺症の症状とは?
これまでわかっているコロナ後遺症症状(よくあるもの)
倦怠感 物忘れ
嗅覚と味覚の喪失
呼吸困難 咳
関節痛 胸痛
これまでわかっているコロナ後遺症症状(より少ない頻度)
睡眠の問題 不安
胃腸の問題 発熱 筋肉痛
うつ 頭痛 頻脈
これまでわかっているコロナ後遺症症状(まれだが起こりえる臓器障害)
心筋の炎症 肺関連の問題
腎臓の問題 脱毛
皮膚の発疹
集中力と記憶力の低下
コロナ後遺症に治療法はあるの?
コロナ後遺症は、数週間から数か月続くことがあります。
現在、特別な治療法はありません。
頻脈や倦怠感などの症状の場合は、ライフスタイルの変更や投薬が役立つ場合があります。あなたにとって何が最も効果的かについて医師に相談しましょう。
コロナ後遺症を乗り切るヒントはありますか?
①あなたが今の持っているエネルギーを理解してください。
それをどのように使用したいかを計画し、自分のペースで進めてください。無理しないでください。やるべきことをを小さなことに分割します。一日中たくさんの小さな休憩を取ってください。
②息を切らしてしまうようなことをやめないでください。筋肉を強くするために、筋肉を使い続けてください。しかし、あなたの限界を知ってください。
③できる限り運動する。光を浴びて、強度を徐々に強くします。散歩から始めて、ゆっくりとウェイトを追加して、筋力をつけることができます。運動はまたあなたの気分を持ち上げることができ、脳内エンドルフィンで幸福感がわいてきます。
④息を切らしている場合は、杖を使って寄りかかってください。
筋肉や関節の痛みを和らげるには、ヨガや太極拳、軽いストレッチ、筋力トレーニングなどの低強度の柔軟性エクササイズを試してください。階段登りと抵抗バンドは、強度を向上させるのに役立ちます。
⑤可能な限り日常生活を送ってください。これは、記憶力と気分の問題に役立ちます。
⑥記憶力の低下で、思い出せないような不安なことは、日記やカレンダーに書き留めてください。
⑦仕事をするときは気を散らすものを抑えるか、やることリストを用意してください。これはあなたの集中力を改善するのに役立ちます。
⑧サポートや支援が必要な場合は、友人や家族に連絡してください。
⑨運動や食事療法を始める前に、医師または栄養士や理学療法士などの専門家に確認してください。
コロナ後遺症は長く続き、症状が日によって変わる可能性があるため、回復にはあせらず、自分に優しくしてください。ある日は他の日より悪いかもしれないことを知ってください。
重度の息切れや胸痛がある場合は病院に行ってください。
メンタルヘルスに悪影響を与える可能性があります。心理的治療は、回復過程をうまく乗り切るのに役立つ可能性があります。
これまでと変わらないオミクロン株への対処法
人前に外出するときは、マスクを着用し、他の人から2メートル以上離れるようにしてください。非常に混雑した場所は避けてください。 石鹸と水で頻繁に手を洗うか、アルコールベースの消毒剤を使用してください。
まとめ
LONG COVIDとかPASCともいわれているコロナ後遺症についてまとめました。それは新型コロナ感染後、10%程度の割合で起こるそうですが、英国の研究でワクチン接種を済ませておくことで半分程度にリスクが減らせることがわかりました。
早く収束するように願わずにはいられません。3回目のワクチン接種が来たら、やはり打ちたいところですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。